« 家の片づけとブログの見直し | トップページ | 日本で接種することが出来ないワクチンについての一考察 »

2025年6月30日 (月)

ワクチン接種に明け暮れた1年

昨年7月に手足口病にかかって会社を1週間休んだ。

大人向けの治療をしてくれるクリニックは少なく、苦労した。また、仕事に1週間の穴が開いたのを埋めるのはかなり苦労した。

手足口病は症状が消えてもウイルスの排出は2~3週間続くので、実質1ヵ月ほどは遊び目的の各種催し、イベントも取りやめた。

こうして、成人の感染症の面倒くささを実感したので、手足口病は日本でワクチンが打てる病気では無いが、以来、衛生対策を見直すきっかけとなった。

まず、簡単に出来ることは手指衛生で、コロナ禍以来アルコール消毒に頼ることが多かったが、手足口病やノロウイルスの様に、アルコールが効かないものもある。そのため、酸性アルコールを常備したほか、仕事や外出の際も、石鹸での手洗いが可能な時はそうするようにした。

次に切り替えたのはワクチンの積極的な接種である。

それまでもコロナワクチンの公費接種は7回の機会のうち6回は打っていたが、ご存じの通り2024年4月以降は自費。

年1回の接種程度は継続することにした。その後調べを進めたところ、株の選定はほぼ毎年1回の割で更新しており、2024年、2025年はいずれも10月からの新製品発売となっていた。最初はこれを知らず、2024年9月に打ってしまったが、多少支出になってしまったものの、1年有効性が持続するコスタイベを2025年1月に接種し、以降は新株切り替えに合わせることにした。

大きく変えたのは、他のワクチンも順次接種することにしたこと。

ワクチンなんて子供の頃に打ったから大丈夫だろうと思っていたが、ポリオ生ワクチン以外、ほぼすべての有効性は切れていたことを知り、プライマリケア学会のウェブサイトを頼りに、成人が打つべきものを順次選定し、打っていった。

母子手帳も確認した。BCG、ポリオ、ジフテリア、日本脳炎、麻疹など最低限必要なものは打っていたが、1980年代に打てたものの内、風疹とおたふくかぜについては義務ではなかったので、親がパスしていたことも確認した。

政治も考慮することになった。2024年10月上旬、アメリカ大統領選ではトランプが勝利し、反ワクチンが隆盛することが確定。2025年以降、徐々にアメリカが感染症輸出国になると想定された。実際に年が明けてからアメリカは麻疹が流行し、そのようになりつつある。

2024年秋から冬にかけては、冬コミと初詣に参加したかったので、その頃に免疫誘導出来ているようにするため、割とハイペースに次の通り。

  • 9月中旬:コロナワクチン(ファイザー)
  • 10月上旬:インフルエンザワクチン1回目
  • 11月初頭:MRワクチン(武田)
  • 12月初頭:5種混合ワクチン
    ※幼児向けをクリニックと交渉の末、接種。主としてHibの成人接種1回をクリアするため
  • 12月10日頃:肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)
  • 12月20日頃:おたふくかぜワクチン
  • 12月30日:インフルエンザワクチン2回目(ブースト用)

この間、ウェブサイトの一般向け解説(まともな標準医療のもの)を確認し、少しずつ知恵を付けて行った。接種間隔は不活なら狭められることも知ったが、12月に多数打って肌荒れしたことから、以降は月1回、多くても2回に制限した。

今している仕事は海外出張の機会はあるが、日頃から接種しておけば、急場で多数打つ必要もない。

2025年以降は、コスタイベの接種場所が限られていたことから、かかりつけ医以外も利用することにした。また、接種すべきワクチンも、成人が打てるものは全てに切り替えた。医療費の削減傾向は政策論議から見えてきており、例え一時的に撤回や譲歩を勝ち取ったとしても、後半生のQOL維持にはワクチンが必要と判断したためである。

これは、各地のクリニックを知るいい機会ともなった。

その内、MRワクチンやおたふくかぜワクチンの出荷が一時停止し、一方で、2025年の年明けから(ある意味予想通り)麻疹や百日咳が流行してきた。先回りして接種したのは、既に感染防止上メリットを生み出してる可能性がある。

  • 1月中旬:コロナワクチン(コスタイベ)
  • 2月下旬:帯状疱疹ワクチン(シングリックス1回目)
    ※50歳以上対象だが、水疱瘡経験者であり近年の低年齢化+痴呆、可能性としての抗ガン治療対策を先回りするため接種
  • 3月下旬:MMRワクチン(MSD社M-M-R-II)
  • 4月下旬:帯状疱疹ワクチン(シングリックス2回目)
  • 5月中旬:B型肝炎ワクチン(ヘプタバックス1回目)
  • 5月末:RSウイルスワクチン(アレックスビー)
    ※アレックスビーは50歳以上の基礎疾患リスク持ちに適用だが、医師に相談して接種。
     高齢の両親に感染させない、肥満気味(BMI25前後)、が理由だが、風邪でスケジュール狂わされたくないのもある。
  • 6月中旬:A型肝炎ワクチン(エイムゲン1回目)
  • 6月末:B型肝炎ワクチン(ヘプタバックス2回目)

こうして、2025年前半は8回の接種を行った。この間、専門医の執筆した家庭医学書、ブルーバックスなどで病原体、感染症、予防接種知識の吸収に努め、一部は医療従事者向けのものにも手を出した。ワクチンと異なり直接的な効果は無いが、知識は身を助ける。

色々学習し、クリニックの様子を見て感じたのは、人から貰っても重症化させない(or発症防止)の他、自分からうつさないことへの再認識だった。職場には子育て世代が多数いる。彼等から感染させられるリスクの他、こちらからうつしてしまい、場合によっては一生の恨みを買うことになるのは避けたかったのだ。

7月以降は次のように検討している。

  • 7月中旬:A型肝炎ワクチン(エイムゲン2回目)
  • 7月下旬:髄膜炎菌ワクチン
  • 8月:狂犬病ワクチン(ラピピュール)
  • 9月:HPVワクチン(9価1回目)、日本脳炎ワクチン
  • 10月:コロナワクチン(ヌバキゾビッド)、インフルエンザワクチン1回目
  • 11月:B型肝炎ワクチン3回目、HPVワクチン2回目
  • 12月:A型肝炎ワクチン3回目、肺炎球菌ワクチン(PCV20)、インフルエンザワクチン2回目

2026年以降へ持ち越すのは下記だが、渡航は、当該国に行く機会が出来たら実施...という程度で、絶対ではない。

  • HPVワクチン3回目
  • ダニ媒介脳炎ワクチン
  • 腸チフスワクチン
  • コレラワクチン
  • チクングニア熱ワクチン(VLP。2025年6月末より日本でも一部トラベルクリニックで扱いが始まり、一般接種可能となった)
  • 黄熱ワクチン(渡航可能性証明できれば)
  • mpox/天然痘ワクチン(一般接種可能となっていれば)
  • デング熱ワクチン(Qdenga。一般接種可能かタイで接種出来れば)
  • 手足口病ワクチン(一般接種可能かタイ・台湾で接種出来れば)
  • ハンタワクチン(韓国で接種出来れば)
  • Q熱ワクチン(オーストラリアで接種出来れば)
  • ノロワクチン(モデルナにて3相治験中。成功し承認されれば)

以上、暫くブログを更新していなかったが、ワクチン接種について個人記録と展望をまとめた。反ワクチンの活動が活発となっているが、実際に接種した姿を公表することで、そのような愚かな考えから縁を切る人が増えればと思っている。

【7月20日追記】

長くなったので「日本で接種することが出来ないワクチンについての一考察」に分割した。

« 家の片づけとブログの見直し | トップページ | 日本で接種することが出来ないワクチンについての一考察 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 家の片づけとブログの見直し | トップページ | 日本で接種することが出来ないワクチンについての一考察 »