マスクに執着するコロラド先生、その本当の姿
コロラド先生は2019年12月頃を境に、極論を弄び社会性を喪失しかねない程攻撃的となった。2019年の夏に原発キャラバンでツイキャスした際も相当なものだったが、現在は比べ物にならない。
原因が生物学的なものか、社会的なものかは分からないが、変化の生じた時期からして、コロナ禍による恐怖ではない。
私への中傷は杜撰な早合点によることを「瀬川深医師の新型コロナ見解は信頼できない」に示したが、黙殺している。フォロワーの前で大見得を切ったからだろう。しかしこれでは、神奈川県医師会が削除したコロナ通信の糾弾など説得力無いのでは。
最近よく呟いている「属人性が希薄だから」はまぁ世間の平均よりはそうだろうなと思っている。でも、昔なら事実関係を正しく確認した上で意見していたので、それだけ思考が浅くなっていることを示している。
ともあれ、私も非はあった。この2年程高密度で連絡を取っていたが、岩波書店『科学』への登場後も順調にいっていたように見えたので、コロナが無かったとしても、この春一杯で潮時と考え、スケジュールを伝えていた。その間に、なれ合い、節度が失われていたことは事実である。
知財の懸念があったようだが、当方にそういう目的は無い。原発研究はセカンドワークとするには不向きである。期待できる金銭的利益も小さいので、ゼロ円とした。公共目的は意識しているが、形態的には趣味、ということである。
一方で、先生が準備しているネタについて呟くのは、知財保護上、重大なリスクだろう。一日のツイートが200を超えるのはざら。売文業としては極めて珍しい。
「あなた変わったね」という感想を持つのは、傍観者や敵対者にもいるようである。内田川崎氏がまとめた以外のTogetterを非常に嫌っているようだが、表現こそきついものの、時期的な差分を見ているコメントは多い。
そこで今回は、コロラド先生のマスク問題への姿勢を中心に問題点を指摘する。
なお、冒頭に断っておくが、私はPCR検査拡大派。また、先生の犠牲者100万人予想が外れた件は、当時東アジアでの感染者抑制傾向が知り得ない情報だったことや、北海道大学西浦氏の42万人説など、無対策の場合に似た犠牲者数を予想する例があったことから、問題とは考えていない。コロラド先生の独自性を色付けるそれ以外の主張にこそ、問題が隠れていたと考えるものである。
【メッセージ発してない→ポスターに明記】
そんなコロラド先生、最近次のように呟いた。
日本のように、マスクを付けるように公衆衛生上の重要メッセージを政府は市民に発するべきだ。
CNN
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) June 21, 2020
←いいえ、市民が自衛のために勝手に着用してきただけです。
完全なデマ。
サージカルマスクが不足していたのであって、感染第一波の元で他のマスクを含めて推奨は一貫していた。国は企業・学校・公共施設等の衛生担当者用にPDFのポスターを用意し(縦長、横長など)、無数に印刷できる。最も一般的なもの『感染症対策へのご協力をお願いします』のPDFは3月21日付けである。だが、インフルエンザシーズンには毎年同じようなポスターが掲示されているため、少し調べると過去のマスクポスターが出てくる(進撃の巨人のものなど)。学校や職場、公共施設に足を運んだ人なら、誰でも目にしている筈である。
なお、中国からの輸入急減に対応して菅官房長官がマスク調達について述べたのは2月中旬だったが、その時点では反安倍にも過剰在庫の積み上がりを懸念する声があった。
そもそも、他人と接触して働いていれば、自主的に着用する人の他に、権威をバックに命じないと着用しない人がいるのは直ぐに分かる。皆着用したということは、政府の呼びかけと無関係ではないのである。
中国からの輸出が途絶えたということは、中国の保健当局がマスクを重視したということなのだが、世界のニュースを目にしている筈のコロラド先生にはそのような観点が希薄だったようである。
デタラメ混じりになってしまったのがコロナ問題でのコロラド先生である。その典型がマスク。
【トランプを歓迎していた男】
期待していた政治家の当てが外れて落胆。よくある話だが、普通にしていれば問題のないことだ。私も311以前自民党を支持し、相当態度は悪かったから、原発事故後に考えを変え、態度を改めましたと答えている。
GO TRUMP GO!
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) November 9, 2016
GO Yen GO HIGH!
コロラド先生もコロナで同じ失敗をした。
マスク着用におかしな理屈をつけ、国の最高指導層が不要論に傾斜しているのはアメリカである。ところで、コロラド先生は2016年大統領選の時、外国人の立場でトランプを支持していた(開票日の様子)。「長年見てきたから」とのことだったが、大統領選当時から、トランプ批判など山のように存在していた。不安は的中した。トランプの政権運営は非科学的で、差別の塊だったのである。
そしてコロナが来ると、井伏鱒二の小説のように引き篭もり、アメリカや日本の惨状を「見物」などとうそぶいた。在米諸氏の言う通りだったことを認めた方が、好感が持てると思うのだが。最近のコロラド先生はリベラル冷笑主義と呼べるだろう。
もっと酷いなと感じたのは、130回目位の連載にて過去40年共和党は反科学の姿勢を強めてきたと記述していることである。今更そういう話を出すのか、と思った。
付言すれば、コロラド先生はアメリカに色々期待していたようだが、海外のコロナ優等生となったのはベトナム、ドイツ、韓国などであった。医療物資の輸出で世界に貢献したのも中国であった。アメリカはマスクの買い占めなど、自国中心主義が目に付いた。
長期間の海外ウォッチを誇る人物についても、どのような総括を著作で見せているのか、チェックするのが大切と言うことだ。
【元は不要論に加えて・・・】
本当のところ言うと、今回のコロナ禍初動から、コロラド先生の言動、公共的に悪影響なものが混じっており非常に迷惑した。私は技術者向け見本市(大規模)を警戒して2月18日にブログ記事を書き「せめてマスク着用義務化を」と説いたが、同時期にコロラド先生は次のように呟いていたのである。
サージカルマスクはコロナウィルス防御に全く無意味なので、むしろ高くお買い上げありがとうでしょう。
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) February 17, 2020
しかも先方は、自国内生産品をわざわざ高いお金払って逆輸入の運び屋やっているわけで、そりゃ腹抱えて笑うところですよ。
一方でN95の不足は問題です。国内増産と流通偏在の解消が必須です。
一見してすぐ気づいた。重大な問題を抱えた主張である。何故か。
もし、本当にサージカルマスクが役に立たない物だったなら、輸出しても決して日本の利益になることは無いからである。むしろ、ゴミが挟まっていたアベノマスクのように、怨嗟の対象となる。「買い付け前に忠告する」が不要論者にとっての正解。
コロラド先生さんよ、日頃ヘイトスピーチの蔓延で社会が茹で上がってると悲憤して見せながら、何で中国人に向かって腹抱えて嘲笑してんだお前?
「お買い上げありがとう」って、マスク不要が前提なら随分アコギな商売だな。信頼感皆無の焼き畑商法。そんな商売勧奨して日本の産業盛り返すんか。スゲーびっくりだわ。
中古の自動車などが海外に輸出するのは、年式が古くても役に立つ(走る)からである。
『新型コロナウイルス肺炎』
— yuton (@Yuton0885) January 26, 2020
ウイルスを吸込まない為にもマスク装着は重要です。
岡田晴恵
あるツイッタラ―の書き込み。情報バラエティで引っ張りだことなった岡田晴恵氏は、最初期からマスク着用を呼びかけていた。
対するコロラド先生、2月の呟きから4か月半後(7月2日)に何と言ったかを見てみると、やはり、しっかりと歴史修正していた。
マスクなんてあれだよね、放射線防護の文脈で僕はものを考えてたので、サージカルマスクを持ってして、「マスク無用」を言い立てる国際官僚組織と専門家の言い分が明らかに誤っていることに即座に気がついた。
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) July 2, 2020
明らかに彼らはドグマを言っていると。
嘘つけ。
【高性能で海外を席巻→500億枚で揉み潰される】
なお、コロラド先生は2か月半後(4月30日)のHBOL連載で次のように述べた。
高性能不織布マスクの価格が上昇していると言うことは、極めて優秀な日本の不織布マスクの競争力が回復していると言うことです。日本におけるパンデミックを4-6週間も遅滞させた超高性能を謳い、Japan Maskが世界のPPE市場で大暴れできればと筆者は願います。
どうせ中国の事だから桁違いの生産量で「大暴れ」しており、日本の参入余地など乏しいだろうと思っていたら、案の定、中国が感染第一波の3か月程の間に500億枚ものマスクを生産していたことがニュースとなった。赤っ恥である。
ネトウヨでなくとも誰しも何かしら差別的な感情は持っているとはいえ、正に想定外な発想に驚き呆れた。松下政経塾出身者をよく「コッカシドーシャ」と馬鹿にしていたが、コロラド先生も同類だ。
本当に残念だ。
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) June 19, 2020
こういうことをすると、勿論、様々な編集者の目に入っていて、自分自身の信用=言論の信頼性をゴッソリ削り取って行くというのに。
自分自身での今後の発表の場が失われて行くだけでなく、過去に遡及して言論の信頼性を大きく毀損してしまう。
その言葉、四国の山椒魚にそっくりお返ししよう。
【中国製でも99%を謳う製品多数】
後に配信したメルマガ第118回では中国製サージカルマスクを軽トラに例えて小馬鹿にしていたが、その根拠は特に示されず、訳が分からない(品質の悪いマスクがあるとのニュースは流れているが、区別する方法が分かる訳ではない)。頭が良いと自称して何をするのもいちいち馬鹿にかかるのは、往時の軍事マニアの犯した失敗である。それを熟知している割には悪用しか出来なくなり、日本製品を称賛する時でさえ、その手法を手放そうとしない。
中国は日本のJIS規格に相当するGB規格にマスクを制定して品質向上に励んでいる。GB /T 32610-2016 という名前だから、少なくとも4年前には制定されていた。規格値はPFEやVFE95%以上だが、自主基準で99%を謳う製品も多数存在する。
業界標準どまりの日本に比べて、ある意味進んでいる。もし日本でもJIS規格化していれば、この種の商品流通のパターンからして、性能表示無しの野良マスクは急速に淘汰され、100円ショップ以外から姿を消しただろう。規格制定委員会で扱うから、統一した技術見解も残る(論文中で参照文献リストや本採用した方法以外の考え方なども記述され、海外文献も追いやすくなる)。
4月から5月にかけて12種類程の5~10枚入りマスクを入手したが、日本製は2種類に過ぎなかった。どのみち、今の日本は中国製マスクに頼らざるを得ず小馬鹿にする余裕はない。
私が購入したマスク。右端の2種類のみが日本製。上段の10枚入りと書かれている品以外は業界自主基準で99%カットを謳う。なお上段左から3枚目が後述するアイリスオーヤマのもの。やはり中国製である。
【日中合同生産を目指す日本最大手】
アイリスオーヤマは以前から中国でマスクを生産しているが、同じマスクを日本の角田市で製造するべく準備を進めている。メディアで報じられた中では日本最大の生産規模である。この一事をもってしても、中国を見下すことは出来ない。9000社近い新規参入組の品質に疑問があったのは事実だが、アイリスオーヤマのように元々海外生産していたケースでは、工場を指定し所定の品質を確保しているのが常識だ。
日中で同じ仕様のマスク、それをクリーンルームに据えた自動機械で製造するのに、コロラド先生は何故軽トラになぞらえたのだろうか。
「アイリス物語 第六話 一大決心~社名変更・角田工場建設」アイリスオーヤマHPより
※小高い森を切り開いて造られている。建屋への水害の心配は無いが・・・
そう言えば、アイリスオーヤマは菅野サロン出身である石垣のりこ議員の地元、宮城県の企業だ。また角田市は昨年の台風19号水害で被災している。報道発表時、血相変えてすぐ位置を確認したが、Web社史や工場祭りの様子から阿武隈川を望む高台の森を造成し、標高30m以上あることを知ってほっとしたものだ。しかし、物流網の被災や社宅、猿などの野生動物感染リスク等はある。
【不要警察を探すが、頻発していたのはマスクの奪い合い】
コロラド先生は4月からメルマガでコロナ特別編を開始し、数回はマスクが主題だったが、当初、自分自身がマスク不要と判断していたことを書かなかった。認めたのはメルマガに遅れてスタートしたHBOLでのコロナ連載である。その上で、主にネット上のマスク不要論者を攻撃した。何故無料のHBOLの方が話者の信頼性を諮るのに有益な情報が載っているのか、私には分からない。
新規契約した読者向けなのか、マスク情報の更新も配信され、第120回(メモランダム25)では米国の権威がマスク不要論を流していたことを紹介している。引用元の日付は2月29日で、コロラド先生は米英の不要論に影響される前から不要と見なしていたと思われる。なお、2月中旬頃までは米英一般も対岸の火事モードだった。幾らメディアが体制を敷いても自国内に感染者が殆どいなかったのだから、自ずとそうなる。
また、日本国内においてマスクを着用している人に外すように暴力を振るう事案を証明しようと、執着した。
しかしマスクを着用しているアジア人を感染者予備軍として暴力事件が相次いだのは、マスク不要論がまかり通っていた頃の欧米であり、不要論自体もトランプ支持層と結びつき、6月になっても再燃の兆しがある。
日本で起きていたことはその真逆。マスクを着用しないでくしゃみをした人間とのトラブルや、ドラッグストアでの殺伐としたマスク奪い合いの方が、恐らく圧倒的に多かった。ドラッグストア開店前の行列も『山椒魚』状態では実感できなかったろうが、ネットで動画も流れていた。なお、私も生活者としてこれらを概ね目撃している。
リベラル左翼的視点から評すれば、まずは限られた防疫用品を奪い合うことへの批判(分配公平化など)となった筈だし、そのような書き込みは幾つか目にした記憶がある。
コロラド先生を見ていると痴漢冤罪に執着するインセル(独身者男性のこと)の振る舞いを彷彿させる(例え話として挿入したがそのようなインセルは当然害悪である)。
【見えてきた法則】
瀬川深氏もそうだが、一連の言行を見て判ったのは、次のような法則である。
- 最初に自分がデマを撒く。
- その後、何処かで学習して意見を変える。
- デマを撒いたのは敵対者達だと宣伝する。
極めて悪質で、御両人ともコロナ禍での振る舞いは、理系研究者とはとても思えない。3で思い切り罵倒したいのなら、2の段階で明確な転向表明があるべきだろう。
コロナ関係はマスク以外にもあからさまな矛盾が垣間見える。
自分が間違いを指摘された時には「ありがとう」で済ませておきながら、人が間違えたと判断すると、鬼の首でも取ったように誹謗してきたのには驚いたが、上記の法則と照合するとしっくりくる。
メルマガの冒頭には毎号、邦文に信頼できる情報は無いと謳いながら、消毒液の有効性に関しては厚労省の文書を根拠にした。
目的はコロナの破壊。
だからエタノールで良いのです。
— Hiroshi Makita Ph.D. (@BB45_Colorado) May 23, 2020
問題は、現時点で十分に信に足る評価を発表しているのが厚労省のノロ研究で、コロナに関する評価が現時点で公知事実化していないことなんです。
二五年の時間を使ってきて二年遅かったんです。
そのうえで、標準使用法の確立が必須です。
また、WHOを邦文より信用出来るかのように謳いながら、最近の号ではWHOを罵るなど、連載のポリシーと連載内容にさえ大きな矛盾がある。
だが、疑うことを知らない新規顧客はコロナ特別編のメルマガを契約し、彼の『正論』に感激したのである。私から見れば、原発プロパガンダやヒロセタカシ現象(チェルノブイリ事故直後数年続いた反原発運動の盛り上がり)から「学んだ」結果にしか見えない。
まぁ、知己だった人物のメルマガでもあるから、論評の真偽を確かめたいのであれば契約してくださいというところだが、コロナに負けないために必須な情報とは思わない。
なお、彼が秘伝として公開しているオゾン発生器や殺菌灯は確かに消毒効果が高いが、安全設計をしないで個人で自作すると最悪死傷に至る(コロラド先生も痛い目に遭っている)。そもそも、装置を理解できない同居人(子供や認知症の高齢者)がいる場合は完全に不向きであるが、連載ではその観点は希薄。乗り物の改造や電子工作好きの独身者が自己責任で行うのが精々。また、アルコールは可燃物のため、備蓄量はよく検討すること。今後第2波が襲来しても、通商関係が不安定にならない限りは入手出来る。それが第1波との大きな違いだ。
なお、コロナ問題を全般的に見ていると、速報解説としては、オノデキタ氏のブログ(無料)の方が遥かに優秀な結果を残している。技術解説においても、PCR検査機の能力や製造元に関する情報の紹介、特異度デマの発見を早々に済ませ、問題のある専門家のリストアップも早い。
以下に示すのは現行の日本の医療体制を肯定する、私と立場は違うアカウントだが、技術的観点とは別の面からも批判をしている。
コロナデマを日々創作してばらまいて、メルマガやHBO記事を売りさばいて不当利得を得続けた確信犯コロラド
— sekaikuromaku11 (@sekaikuromaku11) June 22, 2020
毎日面識のない他人へ暴言スパムを繰り返す悪癖が再発
↓
BB45_Colorado
6時間#どけどーぶつ https://t.co/DIoUwCIPMl
私は金銭は第一要因ではないと考えているが、上記のような評が出てくるのは仕方無い。なお、自己紹介がかなり変わっているが、要はデーモン小暮閣下のようなものだろう。ただし、危険な話で死傷者が出る可能性など、批判には傾注すべきものがある。前々回コロラド先生の盲信をしている信者の愚かさを説いたが、そのような信者を好んでRTするので、相変わらずと言う感じだ。
話を戻すと勿論、リベラル派はこんな人達ばかりではない。例えば、農水省が新型インフルの時に作成した万全一家の備蓄マニュアルを紹介してくれたおしどりマコ氏など、超絶有り難かったものだよ。あれ私も何十部もばら撒いたからね。
※7/3:歴史修正を行ったツイートを一つ追加。
※7/4:トランプ支持についての根拠を追加。
※2021/11/15:本記事執筆時点では、「風邪を治すワクチンは無い」という一般的な世間の評判を聞いていたので、ワクチンの威力については考慮外であり、PCR検査についても、それだけで抑え込むには必要な検査数が膨大になり過ぎること、コンタミや社会的対応(虚偽行為を含む)などの問題があり、私自身は2020年秋頃より徐々に評価を下げたことを付記しておく。なお、マスクのJIS規格化は2021年6月に実現した。